【3人の奴隷女子大生】春奈・ミサキ・ミサトをなんばホテルで調教した生記録

【体験談動画あり】素人SM調教ブログ

リアルSM調教体験だ女性の声

〜太いチョーカー・電マ我慢・網タイツ挿入・オモラシ絶頂の生記録〜

私は大阪なんばのホテルの部屋で、静かに春奈を待っていた。

二十一歳。私立大学の三年生。文学部。読書とカフェ巡りが好き、と本人はプロフィールに書いている。表向きは、どこにでもいる普通の女子大生だ。一年前に弟の恋人だった女である。家族に紹介された日、彼女は黒いベルベットのチョーカーをしていた。アクセサリーのつもりだったらしい。私の目には、最初から首輪にしか見えなかった。

弟と別れた理由を、彼女の口から直接聞いた夜が、すべての始まりだった。うつむいたまま、春奈はこう言った。

「気持ちよくなってくると、おしっこを漏らしちゃう癖があって……恥ずかしいから我慢するんだけど、我慢するほど快感が増してしまうの。オモラシがイヤで、だんだんセックスを避けるようになって。それで、彼とは……」

サディストの私が、その告白を聞いて興奮しないわけがない。弟の元カノを汚す後ろめたさも、十分に刺激になった。私は真面目な口調で頼んだ。

「オシッコする春奈のいやらしい姿を、見せてほしい」

返事は、小さなうなずきだけだった。その日から、春奈は私の奴隷になった。今日も短い文面だけ送ってある。「なんばのいつもの部屋。水は午後から控えろ。剃って来い。チョーカーは自分で嵌めておけ」。返信はすぐに来た。「はい、ご主人様」。余計な言葉は要らない。

ドアが開いた。春奈は指定通り、太いチョーカーを自分で嵌めてきていた。白いレースのショーツ。陰毛は残っていない。パイパンにしたのは、最初は彼女自身だった。漏れたあとが目立つほうが、罰を受けやすい気がしたのだという。私は鍵をかけ、彼女のチョーカーを指でなぞった。

「これはもうアクセサリーじゃない。首輪だ」

「……はい」

私は彼女をベッドの端に座らせ、脚を開かせた。白いレースをわずかにずらしただけで、一番恥ずかしい場所は丸見えになる。まだ漏らしていないのに、すでに濡れている。漏れたい側と、漏れたくない側が、同じ場所で喧嘩しているのがよく分かった。

カメラを近づけた。春奈は天井の火災報知器を見ていた。人間でいられるあいだ、あそこを見ていろ、と最初の夜に教えたからだ。指でクリトリスを弾くたびに、彼女の太ももが小さく跳ねる。おしっこをしたい感覚とイキたい感覚が、同じ道を通っている。

「まだ出すな」

春奈は歯を食いしばった。止めるほどに内側が熱くなる。弟と寝ていた頃は、この瞬間が怖くて腰を引いていた女だ。私の前では、引くことを許さない。

「春奈は漏れるために生まれた美少女だ。その姿を、俺が記録する」

記録する、という言葉で彼女の呼吸が変わった。ただ恥ずかしい行為をするのではなく、残される行為をする。残されるなら、姿勢を整えなければならない。脚の角度、吐息の大きさ、視線の位置。素人投稿に見える顔をしろ、女優の顔をするな、と何度も言ってきた。素人に見える顔とは、我慢している顔だ。イキたいのにイかせてもらえない顔だ。漏れた瞬間に自分が嫌いになり、同時に好きになる顔だ。春奈はその顔を、練習せずに出せる。もともと彼女の中にあった表情なのだ。

二回目以降、この部屋には麻縄と電マを常備している。今日も仰向けに寝かせ、白いショーツの上から電マを当てた。コードを腿に絡ませ、スイッチを彼女自身に握らせる。

「自分で当てろ。イキそうになったら止めろ。止めた回数だけ、あとで漏らす量が増える」

残酷なルールだ。自分の手で自分を追いつめるたびに、膀胱が重くなる。

グレーのショーツ、裸の上半身、横に置いた麻縄の束。私はジーンズのまま座って、表情だけを見ていた。乳首が空気に触れて尖っている。電マのヘッドが恥骨に当たるたび、おしっこが出口まで来て、また引き下がる。

「神様みたいな顔をするな。お前はこれから漏らす家畜だ」

春奈の目から涙が落ち、声が漏れた。許可を出すまで二十分以上かけた。腰が勝手に浮き、白いシーツに小さな染みができた。

「まだ出すな」
「出すな」
「……出せ」

最後の一言で、彼女は壊れる音を立てた。熱いものが腿を伝い、ショーツを透かし、マットレスに落ちる。恥ずかしいのに、頭の芯が真っ白になっているのが分かった。漏らした瞬間にイッてしまう身体を、春奈はもう否定できなくなっている。

雑誌へ送る投稿用としても、私は彼女を扱った。ただ漏らせばいいわけではない。ある夜、黒い網タイツのボディストッキングを渡した。股間は開いていない。開いていないのに、網目の向こうに割れ目が浮き出る。ワイシャツの袖をまくり、黒いローターと太い張り型を出した。

脚を大きく開かせ、網の上からでも中の形が分かるようにカメラを向けた。リモコンをシーツの端に置き、低い振動を骨盤に直撃させる。

「弟の彼女だった穴に、他人の道具を入れる。春奈はそれを喜んでいる」

否定は来なかった。網目が肌に食い込み、濡れた部分だけ色が変わる。

白い手袋をした手で、網を押し広げて中に入れた夜もある。ゴムの感触と体温のなさに、春奈は診察されているような顔をした。診察ではない。所有確認だ。指が中をかき回すたびに、おしっこをしたい感覚が再び上がってくる。

「漏れたら網が汚れる。それでもいいか」

「汚してください……」

自分の声ではない、と言いたそうな顔をしていた。口から出た以上、それは命令への返答になる。

胸も同じだ。網の上から乳首だけが突起として残り、指で弾く。大きくない胸でも、網目に挟まれた乳首は必要以上に敏感になる。

「漏れる前に、乳だけ先にイかせてやる」

片方を摘んだまま電マを当てた。上下同時に責められると、括約筋が判断を失う。頭では我慢しているのに、身体はもう降参している。

おしっこMの春奈にとって、前の穴は漏らす場所でもある。だから私は、わざと後ろを使う夜を作った。

「前は漏らすための穴。後ろは俺が使う穴」

役割を分けられると、彼女は自分の身体を道具の集合体として理解し始める。

四つん這い。手首は麻縄。黒い張り型をゆっくり奥へ入れる。右手には別の細い棒。片方を動かしながら、もう片方で反応を測る。前は何もしていないのに、おしっこがきそうになる。後ろを突くたびに、膀胱が振動する。

「出したら、このまま後ろも止めない」

春奈はシーツを噛んだ。

近い距離のカットは、本人がいちばん見るのを嫌がる。口元も目も、誰のものか分からないほど近い。このとき彼女は、女というより撮影用の器官になっている。拒否の言葉は出なかった。出なかったこと自体が、調教の成果だ。

ある日、黒いサングラスを掛けさせた。顔を隠すためではない。

「目を隠すと、お前はより家畜になる。視線を奪われた奴隷は、嗅覚と聴覚と下半身だけで生きる」

和風の仕切りと黒いテレビの前で、春奈は前かがみになってご奉仕した。白いブラのストラップが肩に落ち、赤い紐がベッドの端に散らかっている。顔を上げるな、と命じてある。口の中の感触と、鼻に届く匂いと、遠くのエレベーターの音。弟がこの部屋の番号を知らないことが、彼女にとっては救いであり、興奮でもある。

その夜も、最後は漏らした。サングラスを外したあと、私は顔を撮らず、腿の内側だけを撮った。

「顔は処理する。俺が残したいのは、春奈が人として壊れた跡だ」

冷たい言い方なのに、また熱くなったのが分かった。誰にも言えなかったオモラシ願望は、いまや彼女の身分証明になっている。

漏らしたあとの処理は、いつも静かにする。温かいタオルで腿を拭き、ショーツを替え、水分を摂らせる。膀胱を空っぽにしたあとの虚脱は深い。

「今のお前は、人間に戻る途中だ。途中で街に出すな」

三十分は部屋を出させない。その三十分が、春奈にはご褒美らしい。叱られているのに、膝の上に頭を置いていい時間だからだ。

大学へ戻る電車の中で、彼女は普通の女子大生に戻る。サークルの話、課題の締め切り、誰かの彼氏の愚痴。同じカフェラテを注文し、同じ講義ノートを取る。違うのはパンツの内側の感覚だけだ。スマホのメモ帳には、私の短い文だけが入っている。「次は水曜日。剃って来い。水は午後から控えろ」。水を控える指示が出ると、授業中から下腹部が意識の中心になるらしい。教授の声より、自分の膀胱のほうがよく聞こえる、と春奈は日記に書いた。

友人に「最近、彼氏できた?」と訊かれて、首を横に振ったそうだ。彼氏ではない。ご主人様だ。その区別を説明できる相手は、キャンパスに一人もいない。説明しないことが彼女を守り、同時に孤独にしている。孤独でいるほうが、漏らしやすい。誰かに普通の恋愛を求められると括約筋が緊張し、緊張するとかえって漏れたくなる。悪循環だと分かったうえで、彼女は水曜日を待っている。

ある水曜日、私は春奈に日記を書かせた。なぜ漏れるのか、自分の言葉で説明しろ、と。一時間かけて書いてきた。幼い頃のおねしょをひどく叱られた記憶。初めての夜、気持ちよくなった拍子に出てしまって相手の顔が凍った記憶。我慢するほど内側が熱くなる発見。書き終えたノートを渡すとき、手が震えていた。文章にすると変態ではなく経緯になる。経緯になると、逃げ場がなくなる。最後のページだけを繰り返し読み、私は言った。

「これでいい。春奈は病気じゃない。設計図通りだ」

設計図、という言葉を、彼女は気に入ったらしい。壊れた品ではなく、仕様通りの品になれた気がした、と後で言った。

弟とはもう会わせていない。会えば嘘が増える。大学では普通の女子大生を演じ、夜だけチョーカーの意味を思い出す。私はときどき言う。「いつか弟にこの映像を見せる日が来るかもしれない」。冗談なのか本気なのか、春奈には分からない。分からないまま濡れてしまう自分が、一番よく分かっている、と彼女は書いた。おしっこを我慢するほど快感が増す身体は、治らなかった。治したくもなくなった。誰にも言えなかった願望を叶え、恥じらいながら快楽に震える肢体を、私は絶品と呼ぶ。命じられればまた脚を開き、また漏らし、またカメラの前で自分を差し出す。それが、春奈という奴隷の日常だ。

エレベーターの鏡に映る彼女は、まだ女子大生の顔をしている。ドアが閉まった瞬間に、その顔を脱ぐ。脱いだあとに残るのは、我慢と解放のあいだで震える、パイパンの美少女だけである。


【22歳お嬢様教育実習生・ミサキ】「姦淫するなかれ」で育ったカトリック娘を赤いソファで堕とした調教日記
〜首輪ハーネス・窓際デニム露出・教壇前夜のご奉仕〜

私は大阪市内のホテルの部屋で、赤いソファの隣に立ち、ミサキを待っていた。

二十二歳。教育実習生。厳格なカトリックの家で育ち、「姦淫するなかれ」という言葉をスカートの丈と一緒に植え付けられたお嬢様だ。ミニのワンピースは持っていない。ノースリーブも着ない。生足を出すことも、母の前では今でもしない。そんな女が神に背いたのは、高校時代の初体験がきっかけだったと本人は言った。「神様、ごめんなさい」と思うほどにおま○こが濡れる。その反応に気づいた日から、彼女は恋人であると同時に、調教される側になった。

いま彼女は、母校で教育実習生として通っている。将来、教壇に立つ予定の女が、夜は私の所有物としてこの赤いソファに座る。私は時々、こう告げる。

「お前の未来の教え子が高校を卒業したら、今撮っている調教の記録を見せて性教育をしてやろう」

嫉妬と羞恥で震えながら、ミサキは神と両親を裏切り続ける。姦淫を重ねる罪深さに、酔っている。それが彼女の燃料だ。今日の文面は短くした。「赤い首輪を嵌めて来い。ハーネスは部屋に置いてある。自分で閉めろ」。返信は「はい、ご主人様。明日、午前に授業があります」——それだけ余計なことを書いてくるのが、お嬢様の名残だ。授業があることも、私は分かったうえで呼んでいる。

ドアが開いた。ミサキはまだ、普通の恋愛の形を守ろうとする癖が残っている。キスのあとに服を畳み、部屋を出る前に十字架のネックレスを付け直したがる。私はそれを笑わない。綺麗な見せかけを、一枚ずつ剥がしていくだけだ。最初に剥がしたのは生足を隠す習慣。次に胸を布で隠す習慣。そして最後に、自分で脚を閉じる権利だった。

高校時代の初体験を、彼女は長いあいだ失敗だと思っていた。暗くて、痛くて、神様ごめんなさいしか出てこなくて、なのに身体だけが正直に熱を持った。私は失敗とは呼ばない。

「反応が出た日から、お前はもう普通の生徒ではない」

普通の生徒ではない、という言葉は、当時の彼女には呪いだった。今は身分証だ。実習先の門をくぐるたび、その呪いが懐中電灯のように足元を照らすらしい。照らされた足元には、赤い首輪と、短いデニムと、教案プリントが並ぶ。

撮影の前には、いつも短い問答をする。今日の範囲はどこまでか。声は出していいか。明日授業があるか。範囲確認があるせいで、ミサキはこれを暴力だと思わずに済む。暴力ではないものが、より深く入る。入りすぎて、帰り道のコンビニで自分の顔が二つに割れているように感じることがある、と告白した。レジの店員に「袋いりますか」と訊かれ「はい」と答える声と、部屋で「入れてもいいですか」と訊く声が、同じ喉から出る。同じ喉を、彼女は朝の礼拝でも使っていた。使っていた過去があるから、今の声が汚れる。汚れることが、ミサキの快楽の条件だ。

赤いレザーの首輪を渡した夜、彼女は泣いた。首輪はチョーカーよりも明確で、言い訳ができない。黒い紐が胸の前で交差するハーネスは、母が見たら卒倒するデザインだ。それでもミサキは、命じられるまま自分でバックルを留めた。留めた瞬間、乳首が空気に触れ、部屋の空調が冷たく当たった。

赤いソファに深く座らせ、長い髪をかき上げて笑わせた。笑っているように見えるのは、カメラに向けていい子を演じているからだ。内側では、両親の食卓で唱えた祈りと、今この瞬間の濡れとが喧嘩している。

「笑ったまま脚を開け」

言われた通りにした。命じられるまま堕ちる。それが、彼女の祈りに代わる新しい儀式だ。

実習先の翌日に授業がある日でも、呼び出しは止めない。

「明日、子どもたちの前に立つ脚で、今夜は道具を咥えろ」

足首に赤いカフ。手首にふわふわのピンクの拘束具。見た目は遊びなのに、外れない。

ソファの肘掛けに両脚を掛けさせ、中央で白い張り型を奥まで入れたまま、出し入れを指示した。窓の外は昼間の街だ。カーテンは開けたまま撮る。

「神は見ているだろう。それでいい」

カトリックの家で育った女にとって、見られている感覚は地獄だ。地獄なのに、中がきゅっと締まる。

「授業で子どもに『嘘はいけない』と教える舌で、今夜は自分の淫らさを認めろ」

認めます、と答えながら、腰が勝手に動いていた。イキそうになると止める。寸止めは、ミサキに一番効く。

「神に赦しを請うなら、いま快楽に身を委ねている自分を言葉にしろ」

泣きながら言わされた。おま○こが疼いている、ご主人様のものが欲しい、明日の教壇のことなどどうでもいい、と。言葉にした瞬間に許可を出し、ソファの上で崩れるようにイかせた。イッたあと、首輪の金具が喉に当たる。それが、ミサキの新しい十字架だ。

母が禁じた短い丈と生足は、セットで解禁した。ローライズのデニムホットパンツは、後ろから見ると布というより線だ。それを履かせたまま、窓際に立たせた。

背中を向けた角度が、いちばんお嬢様を殺す。ウエストのくびれから一気に落ちる線、デニムに食い込んだ尻、窓の外の光。

「将来、保護者面談で座るお尻だ。今夜は俺の目の前で出せ」

耳まで赤くしながら、壁に手をつき、指定した秒数だけ静止した。

横顔を処理しながらも、笑顔を作れと命じた。赤いリストバンドが左手に巻かれ、長い髪が背中に流れる。窓の外には別のビル。誰かが見ている可能性は、消さない。

「見られたら実習が終わる。終わるなら、終わる前に全部撮る」

恐怖と興奮が同じ味だ。壁に額をつけ、後ろから触れられる感覚に耐えている。デニムの隙間から指を入れるたび、「姦淫するなかれ」の文字が頭の中で点滅するらしい。点滅するほど、濡れる。罪深さを酒のように飲んでいる自覚を、ミサキは隠さなくなった。

ご奉仕も撮る。黒いストラッピーの下着、長い茶髪、赤いソファのあるこの部屋。枕に顔を埋めそうになりながら、命じられた深さを守らせる。

このアングルでは顔は処理されている。処理されていても、本人は自分が誰か分かっている。明日、母校の廊下を歩く女だ。黒板に日付を書く女だ。その女の口が、今夜は私のものになっている。

「卒業した教え子にこの記録を見せて、先生と生徒の本当を教えてやる」

脅しであると同時に、彼女を一番深く濡らす言葉だ。嫉妬している、とミサキは言った。まだ見ぬ未来の誰かに、一番汚い顔を見せられることが。嫉妬している自分を、神はどのように裁くのか。考えている間にも、喉の奥まで受け入れていた。

終わったあと、髪を梳き、実習用のブラウスに着替えさせる。首輪の跡が残らないよう、ローションで首を拭くのが最後の儀式だ。翌朝、彼女はミサキ先生として教室に立つ。子どもたちが「先生、おはよう」と言う。おはよう、と答えながら、昨夜の赤いソファを思い出している。神様ごめんなさい——その祈りは、もう習慣でしかない。本当に申し訳なく思っているのは神に対してではなく、自分がこれほど堕落を楽しんでいることに、まだ名前を付けられていない自分自身に対してだ、とミサキは書いた。

実習先の朝は早い。六時に起き、ヘアアイロンを使い、ベージュのパンツスーツを着る。スーツの下に何を着るかは、前夜の命令で決まる。普通の日は何もない。呼び出した翌日は、小さなローターを仕込まれたまま教壇に立たせることもある。スイッチは持たせない。持たせていないことが、支配の核だ。授業中、突然低い振動が来ることがある。来ないこともある。来ない日のほうが、集中できないらしい。子どもたちがプリントに記入しているあいだ、黒板に向かって深呼吸する。神様ごめんなさい、ではなく、ご主人様、まだですか、と心の中で言っている。

母からの電話は、いつも夕食の献立と教会の話で終わる。「ミサキはいい子ね。先生になっても信仰を忘れないで」。忘れません、と答える。忘れられないからこそ、夜の堕落が輝く。完全に捨てた信仰なら、裏切りの味はしない。残っているから、濡れる。残っているから、カメラの前で笑える。残っているから、ハーネスのバックルを自分で閉められる。

「お前を無神論者にはしない。信者のまま堕とす。それが一番美しい」

映像の編集を見せた夜、ミサキは自分の声量に驚いていた。小さく鳴いていたつもりなのに、マイクはかなり拾っていた。「んっ……だめ、授業が……あ、出る」。出ていない。出そうになっているだけだ。なのに言葉は「出る」になる。

「言葉が先、身体が後だ。ミサキはもう、身体より先に堕落している」

評されることが、彼女には成績表のようだった。優をもらった気がして、また次の呼び出しを受け入れた。

教育実習は終わりに近づいている。教員採用の話も出ている。私は笑って言った。「採用されたら、より丁寧に壊す」。拒否は来なかった。拒否する言葉を、もう持っていない。母には「いい先生に恵まれている」と報告しているそうだ。嘘ではない。ここまで堕とした私は、彼女にとっていいご主人様だ。ただ、その「いい」の意味が、家庭の祈りとは別の辞書に載っているだけである。

命じられるまま肉欲に堕ちたお嬢様は、いまも赤い首輪の金具を指で隠し、明日の教案を書いている。教案の余白に、ときどき無意味な線を描いてしまう。線の形がハーネスの交差に似ていることに、ある朝気づいたらしい。気づいて、消しゴムで消した。消した跡が残る。残るように、ミサキはできている。


【24歳純情大学院生・ミサト】家庭教師先から通い詰める黒髪院生を麻縄と白いレースで所有した調教記録
〜開脚電マ・オイル確認・払い下げの予感で濡れるマゾ逝き〜

私は大阪のホテルの和室に近い静かな部屋で、ミサトを待っていた。

二十四歳。私立大学大学院生。専門は文学。図書館にこもって論文の引用を探すのが、いちばん安心できる時間だった女だ。二十歳を過ぎても処女だったのは、自信がなかったからではない。欲望が歪んでいることを、自分で薄々知っていたからだ。誰かに触れられる想像をすると、普通の恋愛の形ではなく、縛られて動けない形が先に浮かぶ。だから勉強に逃げることで、自分を抑え込んで生きてきた。

その歪な淫欲を見抜いたのは、家庭教師をしていた先でのことだと、ミサトは最初の面談で話した。当時の教え子はまだ未成年だった。私は彼女のその過去を、性の対象としては扱わない。扱ったのは、いま目の前にいる成人した院生のほうだ。ある夜、帰り支度をしていたミサトに、相手は静かに言ったそうだ。「ミサトさんは、誰かに命令されたがっている」。否定する前に顔が真っ赤になった。それが答えだった。

なぜ分かったのか、あとで訊いたらしい。「質問の仕方を見れば分かる」。教えるとき、「こうしなさい」より「こうしてもいいですか」が多い。許可を求める口癖が出ていた。指摘されて、自分の論文の書き方まで疑った。結論を断言せず、常に「と考えられる」で閉じる文章。人生のほとんどを許可待ちで生きてきた。待っている相手がいなかっただけだ。相手が現れた夜から、待ち方の精度だけが上がっていった。

いま、ミサトは私の元へ通っている。大阪のこの部屋が、彼女の和室の代わりだ。初めてここで服を脱いだとき、下着を畳んで端に置いた。図書館で本を揃えるのと同じ手つきだった。

「畳まなくていい。散らかしたまま使え」

散らかすことを許される感覚が、彼女には初めての快楽だったらしい。挿入の痛みより先に、秩序を崩していい許可が来た。処女を失った夜より、畳まなくていい宣告のほうが決定的だった、と本人は言った。決定的な夜のあと、自宅の机の上も少し散らかすようになった。小さな反抗。小さな奴隷の印。

処女を捧げた場所は、かつての和室だったと聞く。痛みと羞恥と背徳が一度に来た。血がシーツに落ちたとき、「これからお前は、この家の隠し穴になる」と言われたそうだ。マゾとして覚醒し、M女の産声を上げた夜——それが彼女の本当の入学式だった。私はその産声の続きを、このホテルで引き受けている。

調教が本格化してから、ミサトには指定の白いレースのショーツとガーター、白いストッキングを持参させている。外見は清楚だ。中身は、もう処女ではない。麻縄を速く、正確に巻く。太腿、膝、足首。開いた脚が閉じられない形に固定する。黒い首輪の金具が喉に当たり、短い黒髪が頬に張りつく。

この写真が、いちばんミサトだ。脚を開かせ、白いレースの真ん中を自分の指で押さえさせ、黒いコードの先を当てさせる。顔は処理されているが、口は開いたままだ。声を出していいとは言っていない。かつての家で音を殺していた癖が、いまでも残っている。殺した声が、下腹部に降りて熱になる。図書館で欲望を封じてきた女に、ここでは封を解く係を自分でやらせる。

白いストッキングに麻縄が食い込み、右手は自分の秘部、左手はシーツ。私の白いシャツの袖がフレームに入り、スイッチを操作する。振動が弱いと「まだ女になっていない」、強いと「図書館の頭を捨てろ」と責める。どちらでも彼女はイク。イクたびに、純情だった自分の定義が一つずつ欠ける。

同じ縄、同じ白いレース。自分で器具を持たせ、横から角度を変える。胸は小さい。それでも冷たい空気に触れた乳首は、カメラの方向を向いてしまう。

「論文より、この顔のほうが正直だ」

否定はできなかった。引用文献のリストより、開いた脚のラインのほうが、ミサトの本音だ。

ローションではなくオイルを使う夜もある。肌が光ると、縄の跡がよりはっきり残るからだ。

「誰の目にも跡は残すな。ただし、中の形は俺が覚える」

腹部に滴ったオイル、黒い陰毛、開いた割れ目、指が入る瞬間。このカットを見るたびに、ミサトは自分の中が確認される物になったことを思い出す。処女膜を失ったあとも、定期的に深さを測るように指を入れる。

「誰にも使わせていないな」

確認の言葉なのに、褒められた顔をする。歪だ。歪だと知りながら、褒められたい。

横向きに寝かせ、膝と足首をひとまとめに巻く形を、ミサトは好む。好き、という言葉を使っていいのか迷う、と本人は言う。好きというより、その形だと頭が空になる。空になった頭で、次の命令だけを待つ。それが、図書館では決して得られなかった安静だ。首輪のリングが枕に引っかかり、短い髪が額に張り、口だけが「ん……」と漏れる。論文の締め切りと、私の呼び出しがカレンダーの上で競合する夜でも、呼ばれれば来る。行った翌朝、図書館の開館と同時に戻る。目の下の影を「修士論文のせい」で通せるのが、院生の特権だ。

家庭教師の契約は、建前上は終了している。それでもミサトは、呼ばれれば私の元へ来る。論文の進捗を報告するフリをして、ホテルのドアを開ける。私も彼女も独身だ。普通に考えれば、恋人になれる条件は揃っている。けれどミサトは、ある予感を捨てられない。

「どうやらご主人様は、私をいつか誰かへ性処理玩具として払い下げようとしている気がするのです」

口に出したのは、撮影の合間だった。私は否定しなかった。否定しないことが、答えになる。背徳の想像で、また濡れる。調教し終えた穴を、いつか別の男へ渡される。その想像をする自分を、かつての図書館のミサトは軽蔑しただろう。今の彼女は、軽蔑した自分のほうを「嘘の自分」と呼んでいる。

縄を解かれたあと、ミサトはいつも同じ手順で人間に戻る。ストッキングを脱ぎ、レースをたたみ、バッグの底にしまう。首の赤い跡をコンシーラーで消す。駅までの道で、大学院のメールを返す。指導教官からの添削に「承知しました」と打つ指が、数十分前まで自分の中に入っていた指と同じだとは、誰も知らない。知っているのは、私と、カメラと、この日記だけだ。

指導教官は、進捗が早いと褒めるらしい。引用の正確さ、注の丁寧さ、口頭発表の落ち着き。落ち着いていられるのは、身体の締め切りを別の場所で処理しているからだ。競合したとき、どちらを優先するか、もう迷わない。呼ばれた夜は来る。

払い下げの話は、その後も時々出す。具体的な時期は言わない。言わないことが、彼女を飼いならす。いつ渡されるか分からない所有物は、毎日を点検される。剃毛、爪、体重、論文の進捗、月の周期。すべてが報告事項だ。報告するたびに、「まだこちら側にいる」ことを確認してもらえる。確認されたい気持ちと、渡されたい気持ちが、同じ場所で共存している。どちらが勝つかは、ミサトには決められない。決めるのは、ご主人様のほうだ。

映像が残ると知ったとき、最初に思ったのは「かつての関係者が将来、どこかで見ないだろうか」ということだったらしい。顔は処理されている。名前も仮名だ。それでも、白いレースと短い黒髪と、開脚の角度に、彼女は自分を見る。見る人が見れば、分かってしまうのではないか。恐怖はあった。恐怖の奥で、分かってほしいとも思っていた。分かって、軽蔑されて、それでも使い続けてほしい。その願いの形は、もう恋愛ではない。所有の更新申請だ。ミサトは毎回、身体で申請している。

黒髪の、地味な院生。研究室では「真面目なミサトさん」で通っている。夜だけ、白いレースと麻縄が本当の専攻になる。M女の産声を上げてから数年。声はもう、小さくない。命じられれば脚を開き、確認されれば濡れ、払い下げの話をされても拒否しない。背徳の欲望におま○こを濡らしてやまない彼女を、私は純情の残骸と呼ぶ。残骸でいい。残骸だからこそ、所有物として形が残る。形が残るかぎり、図書館にも、この部屋にも、カメラの前にも、同時に存在できる。同時に存在できることが、かつてのミサトが一番欲しかった救済だった。救済の名前が調教だったことだけ、少し意外だったらしい。意外なまま、今夜も指定のショーツをカバンに入れる。論文データのUSBと、麻縄用の小さなハサミと、コンシーラー。院生の持ち物としては、不釣り合いだ。不釣り合いなものが、彼女の正体である。


三人に共通していたもの

春奈もミサキもミサトも、最初からSMサークルにいたわけではない。春奈は普通の恋愛の途中で身体の不具合にぶつかり、その告白を私の前に置いた。ミサキは信仰と初体験が同じ場所に結びつき、罪の意識を興奮の燃料にした。ミサトは知的な逃げ場所を持っていたが、逃げていること自体を見抜かれた。きっかけはバラバラなのに、到達点は似ている。脚を開いたままカメラを見ないこと。許可が出るまで出すなと言われること。終わったあと、普通の服に戻って大阪の街へ出ること。

調教の技術より先に、聞き方がある。春奈のオモラシを笑わず、真面目に見せてほしいと頼んだ。ミサキの濡れを罪として扱い、罪のまま続けさせた。ミサトの逃げを指摘し、逃げなくてもいい場所をこの部屋に作った。道具は後から来た。電マも麻縄もハーネスも、最初の夜にはまだ揃っていない。最初に揃っていたのは、本音を受け取れる側と、渡してしまった女子大生だけである。

大阪でSM調教を始める女性が、最初に恐れるのは痛みではないことが多い。痛いことより、「自分が変だと思われないか」「途中で嫌になったら止まれるか」「日常に持ち帰れるか」の三つだ。春奈は変だと思われない場所を得た。ミサキは止まれるのに止まらなかった。ミサトは日常に持ち帰れる手順——コンシーラーとバッグの底——を持った。この三つが揃うと、女は自分から次の日時を聞いてしまう。聞いてしまうことが、奴隷契約の実質的な署名になる。

なんばのホテルルトゥールのような、日常から少しだけ離れた部屋で、カウンセリングのあと、首輪のサイズを合わせるところから始める。春奈のように漏らすことが怖くて仕方ない女も、ミサキのように罪の意識がないと濡れない女も、ミサトのように静かで真面目な顔の裏に縄の想像がある女も、全員が最初は「話していいのか分からない」と同じ場所に立っていた。

本日記は、その最初の一歩をすでに踏み終えた三人の記録である。踏み終えたあとも、彼女たちは大学へ行き、実習先へ行き、研究室へ行く。二重生活は楽ではない。楽ではないのに、やめられない。やめられない理由を、三人とも同じ場所に残していた。——命じられたから、ではなく、命じられる自分が、やっと本物だったから。

ご主人様を探している、自分のMを言葉にしたい、大阪で安全に最初の一歩を踏みたい——そう思った方は、当サイトの調教案内を確認してほしい。日記の中の彼女たちと同じく、最初に必要なのは道具ではなく、本音を聞いてもらえる夜だ。春奈が「漏らしてしまう」と呟いた夜、ミサキが「神様ごめんなさい」と濡れた夜、ミサトが「命令されたがっている」と指摘された夜。その夜の再現を望むなら、再現できる部屋は大阪にもある。ただし再現できるのは行為ではなく、受け取ってもらえる感覚のほうだ。行為は二の次である。感覚が先である。

事前の範囲確認、途中で止める合図、終わったあとの水分と静かな時間。この三つが欠けた調教は、日記にならない。事故になる。私は自分の家庭も、彼女たちの表の生活も、壊すつもりはない。ムラムラしたときに呼び出し、本音を預かった牝として飼っておけばいい。近隣の目があるため、普段はホテルに呼び出して調教する。今日もいつものように、短いメッセージを送るだけだ。返信はすぐに来る。「はい、ご主人様」。それだけでいい。

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