【32歳Gカップ人妻・愛美】惨めな家畜に堕ちた調教体験日記|首輪リード・ボディライティング「便器・メス牛」・初めての他人棒3Pで崩壊した大阪ホテルの一夜

私は愛美、三十二歳の人妻です。表向きはごく普通の主婦で、夫と二人暮らしをしています。近所の人には「穏やかで愛想のいい奥さん」と思われているはずです。買い物に行き、夕食を作り、夫の帰りを待つ。その日常だけを見れば、どこにでもいる女です。
けれど私の頭の中と、下着の下の身体は、もうずっと以前から普通ではありません。
この日記は、ご主人様の許可を得て、初めて外部に残す記録です。顔は出せません。名前も投稿ネームです。それでも、今夜大阪のホテルで私がどんな家畜にされたのか、身体に何を書かれ、何本の男のものを咥え、どれだけ惨めにイってしまったのかを、嘘をつかずに書きます。写真も、その夜に撮られたものをそのまま残します。見られることが恥ずかしい。見られることがたまらなく熱い。その両方を、今の私は同時に抱えています。この文章は、その夜の順番どおりに書いています。美化も、大きな脚色もしません。会話は覚えている範囲で再現し、写真は撮られたタイミングに合わせて挿入しています。読んで気持ち悪くなる方がいても、それは当然だと思います。私自身、書きながら何度も画面を閉じかけました。閉じかけては、また開いて書いています。閉じきれないことが、今夜の私の正体です。
一、私が家畜になるまでの話
私は父子家庭で育ちました。母親の顔はほとんど覚えていません。粗暴な父が女を家に連れ込むたび、私は物置に入れられました。戸の隙間から、父が女を乱暴に扱う様子が漏れてきました。悲鳴と、低い罵声と、ベッドが壁に当たる音。女が泣きながら「やめて」と言っているのに、父は笑いながら続けていました。
幼い私は、怖くて仕方なかったのに、その光景を目を逸らさずに見ていました。そして物置の薄暗い中で、自分の股に手が伸びていることに気づきました。イクときに頭に浮かぶのは、いつも、乱暴され惨めに扱われる女の姿ばかりでした。
成長すると、父の性の矛先は私にも向きました。詳細は書けません。書けば、今でも胃が縮みます。当時の恩師——今のご主人様——が動いてくれなければ、私は普通の人生に戻れなかったと思います。叔母に引き取られ、学校を出て、普通の男性と結婚することもできました。
結婚生活は、外面だけ見れば幸せでした。夫は優しく、暴力とは無縁で、普通の速さで普通の場所を愛してくれます。私はそれに応えるふりをしました。けれど、一度もイけませんでした。夫の目を盗んで、毎晩のように暴力的で惨めな妄想オナニーをしていました。首を自分の手で締め、胸を掴み、頭の中で「汚らしい家畜」「便器」「メス」と呼ばれながらでないと、私の身体は頂点に届かないのです。
そんな折、ご主人様と再会しました。サディストで、昔から私の中に潜む異常を見抜いていた人です。過去を知っている相手に、私は逆らえませんでした。半ば強引に関係を持たれました。最初の夜、私は泣きながらイきました。夫とのセックスでは一度も届かなかった場所に、罵倒と痛みと惨めさだけで簡単に落ちたのです。
それから私は、夫に隠れてご主人様の家畜になりました。最初は月に一度、大阪か京都のビジネスホテル。やがて隔週になり、夫の出張の夜は必ず呼び出されるようになりました。呼ばれ方はいつも短い。場所と服と時間だけ。余計な慰めは一度もありません。慰められると、私は人妻の顔に戻ってしまうからです。ご主人様はそれをよく知っています。
家畜になってからの私の身体は、はっきりと分かれました。夫の前では乾いたままの穴が、ご主人様の声を聞いた瞬間に開き始める。電車の中でメッセージを開いただけで下着が湿る。帰宅して夫の隣で眠るとき、昼間に付けられた首輪の跡をパジャマの襟で隠し、胸の感触を思い出して、また眠れなくなる。普通の生活と、家畜の時間。二つの時間が同じ身体の中で共存していること自体が、すでに破綻なのに、私はその破綻を手放せませんでした。
今日送るこの記録は、初めて「他の男性」を交えた夜のものです。投稿も、三人での行為も、私にとって初めてです。ご主人様は以前から「お前の口と胸と穴は、俺一人のものとして閉じるには広すぎる」と言っていました。広すぎる穴は、複数に使われて初めて家畜になる、と。私は拒みました。拒む理由は道徳ではありません。夫への裏切りが、ご主人様一人で済んでいるうちはまだ「秘密の関係」でいられる。第三者が入った瞬間、それは関係ではなく、使用になる。使用された女は、もう家庭に戻れない気がしたのです。
それでも、指定の日が来ました。すべてを失うことへの恐怖は、今も消えていません。それでも堕ちていくことを、私は止められませんでした。止められなかった自分を、今は記録として残します。
二、呼び出された大阪のホテル
ご主人様からのメッセージは短かったです。
「今夜、大阪。いつもの系統のホテル。ベージュのリブニットで来い。下着は指定の紺。首輪は持って来い。七時。」
それだけでした。私は夫に「昔の友人と夕食」と嘘をつき、指定の服をバッグの奥に入れて家を出ました。電車の中で何度も足を組み直しました。すでに下着が湿っているのが自分でわかりました。罪悪感と、期待と、自分が最低な女だという自覚が、同じ温度でお腹の下に溜まっていました。
指定のベージュのリブニットは、胸の形が出すぎます。普段の私なら絶対に選ばない服です。ご主人様が「人妻の胸だと一目でわかる服」と指定した理由も、着てみればわかりました。電車の中で視線を感じるたび、私はバッグを抱えて胸を隠しました。隠しながら、隠している自分がすでに濡れていることに苛立ちました。
ホテルの廊下は静かでした。ドアの前で深呼吸をして、ノックします。中から「入れ」と低い声。鍵が内側から開く音がした瞬間、私の中の「愛美」という人妻は、もう半分だけ後ろに下がっていました。残った半分は、指定の服を着て首輪をバッグに入れたまま、自分から部屋に足を踏み入れます。誰かに引きずられたのではありません。自分の足です。その事実だけは、あとからいくら美化しても消えません。
部屋に入ると、ご主人様が一人で座っていました。その隣にもう一人、スーツの男性。初対面です。私は思わず目を伏せました。
「それが今夜の穴だ。Gカップの人妻家畜。名前は愛美。今日からお前の前でも便器でいい」
ご主人様が、私を紹介する言葉がそうでした。紹介される側の私は、指定通りのベージュのリブニットを着て、長く伸ばした黒髪を下ろしたまま、俯いて立っていました。

この瞬間の私は、まだ服を着たままです。目線は床、肩は内側に入り、胸の膨らみだけがニットの縦ラインを大きく押し広げています。普通の人妻が、これから何をされるのかわかっていながら、逃げずに部屋の真ん中に立っている。その姿を、ご主人様は最初に撮らせました。
「顔を上げろ。でも目は合わせるな」
言われた通りにしました。カメラのシャッター音が、耳の奥に残りました。
三、首輪を付けられ、壁に押し付けられる
ご主人様はバッグから黒いレザーの首輪を取り出しました。金具の付いた、リードを直接つながれるタイプです。私は自分で持参した首輪を渡すつもりでしたが、今夜は「新しい印」だと言われ、その場で締め直されました。金のバックルが喉仏の下で音を立て、指が一本入るかどうかのきつさで固定されます。
「呼吸はできる。喋るな。リードを持たれたら四つん這いの高さまで腰を落とせ」
リードの先を持ったまま、ご主人様は私を窓側の壁へ連れて行きました。カーテンの隙間から外側の光が入り、ニットの胸元が白く浮かびます。もう一人の男性の手が、後ろから私の左胸を下から掴みました。大きくて重い胸を、まるで商品の確認のように揉み上げられます。

壁に左手をついたまま、私は息を止めました。首輪のリードが斜めに伸び、ニットの縦リブが胸の形を強調しています。男の手はブラの上からではなく、ニットの生地ごと乳房を掴んでいます。私の右手は壁に添え、逃げ場のない形です。乳首がすでに立っているのが、自分でもわかりました。掴まれた瞬間、股間がきゅっと締まりました。
「でかいな。人妻の乳にしては、使い道がありすぎる」
初対面の男の声でした。ご主人様は笑って、リードを短く持ち直します。
「この女は、夫ではイケない。惨めに扱われないと穴が開かない。今日はその穴を、お前にも使わせてやる」
私は「ありがとうございます」と喉の奥で言いました。声にならなかったかもしれません。首輪の圧と、胸を他人に揉まれている事実と、夫が今夜家で一人でご飯を食べている想像が、同時に頭の中を回りました。それなのに、下着のクロッチはすでに糸を引くほど濡れていました。
四、服を剥がされ、身体に文字を書かれる
「脱がせ。ニットは残してもいいが、胸は出せ。字を書く」
ご主人様の指示で、私はニットの裾を自分でまくり上げました。紺のブラを外され、Gカップの胸が部屋の照明の下に落ちます。冷たい空気と、二人の視線が肌に刺さりました。下半身はまだ紺のレースのソングを履いたままです。
マーカーが複数本、テーブルの上に並んでいました。青、赤、黒、ピンク。ご主人様ともう一人の男が、左右から私の身体に近づきます。

立たされたまま、両胸を男たちの指で摘ままれ、乳輪の周りを青のマーカーで大きく円を描かれました。右胸には赤いバツ印。鎖骨の下には太く「メス牛」の文字。おへその横には赤い字で「ちんこ」。私は両手を下ろしたまま、マーカーの先が肌を滑る感触に耐えました。書くたびに胸が揺れ、書くたびに股が熱くなりました。
「お前は牛だ。乳を出せば出すほど、穴の価値が上がる」
ご主人様が左の乳首を摘まみ上げ、その根本に青い輪を重ねます。もう一人はお腹に「専用」と書き足していました。インクの匂いと、アルコールの刺激が乳輪に沁みます。痛いというより、印を押された家畜になった感覚が先に来ました。

アップで撮られたこの写真では、首輪の金具と、胸に書かれた「便器」「メス牛」がはっきり映っています。私の顔はモザイクの奥で、唇を軽く開けたままです。目は開いています。見られることを拒否する目ではありません。拒否できない目です。長い髪が両胸にかかり、インクで汚れた肌と混ざっています。
さらに近い写真もあります。

左胸は青いマーカーで乳輪を囲まれ、矢印と数字のような落書き。右胸は赤い大きなバツ。胸の谷間から下腹にかけて「白汁」「ちんこ」の文字。乳首はすでに充血し、インクが少し滲んでいます。このアングルは、私の顔ではなく「使用済みの胸」だけを残すためのものです。ご主人様は「顔より先に、穴と乳の状態を残す」と言っていました。
文字は胸だけでは終わりませんでした。私を少し前屈みにさせ、おへそから恥骨、太腿の付け根までマーカーが降ってきます。

下腹部にはピンクで「SEXマシーン」。その下に矢印が恥部へ向いています。左側には黒いペンで描かれた陰茎の落書き。右太腿には縦書きの卑猥な言葉と「無料」を意味する「FREE」。男の手が二本、左右からマーカーを握ったまま、私の陰部の周囲を完成させていきます。陰毛の上にもインクが付き、すでに濡れ始めた裂け目の際まで矢印が伸びています。
「ここが入口だ。誰でも刺していい場所だぞ、と書いてある。読め」
ご主人様に言われ、私は下を向いて自分の下腹を読み上げました。声が裏返りました。読み上げている最中に、指先が割れ目を一筋なぞられ、膝が震えました。
「はい……せっくすましーん……ふりー……です」
「違う。『私のマ○コは無料のセックスマシーンです』と言え」
言わされました。言った瞬間、後ろから短い笑い声が二つ重なりました。私の顔は熱く、耳まで赤いのが自分でわかりました。それでもクリトリスは、言葉を吐くたびに大きく膨らんでいました。
ご主人様はさらに続けさせました。
「私は人妻です。夫がいます。なのに今夜、胸に便器とメス牛と書かれ、下の穴に無料と書かれています。読んで、全部つなげて言え」
言葉を探すのに時間がかかりました。探す時間が恥ずかしい。恥ずかしい時間のあいだにも、マーカーのインクは乾いていき、乾いた文字が肌に定着していきます。定着することが、契約印のように感じられました。
「私は……人妻で、夫がいるのに、今夜は便器で、メス牛で、無料のセックスマシーンです。誰にでも使っていただいていい穴です」
言い終わったあと、自分の声が部屋の壁に返ってきました。返ってきた声は、朝の食卓で「いってらっしゃい」と言う声と同じ高さなのに、中身がまったく別人でした。ご主人様は「いい声だ」と言い、もう一人の男性は何も言わず、ただ下腹の矢印の先端を指で軽く叩きました。叩かれた場所から電流が走り、私の膝がまた折れかけました。
文字を書かれているあいだ、私は一度も「やめて」と言いませんでした。言えたはずです。口は塞がれていない。手足も縛られていない。なのに言わなかった。言わなかった理由を、今でも正確には説明できません。怖かったから、というだけでは足りない。書かれている最中の私は、怖いより先に、役割を与えられて安堵していました。人妻愛美でいるより、便器でメス牛でセックスマシーンでいるほうが、今夜の部屋では正解だったのです。正解を与えられると、私の身体は正直に濡れます。それが一番、自分が嫌いになる瞬間でした。嫌いなのに、嫌いな場所で一番感じる。その循環から、私はもう何年も出ていません。
五、カーテンの前で尻を掴まれ、壁際で指を入れられる
文字を書き終わると、ご主人様はニットをいったん下ろさせ、すぐにまたまくり上げました。私を窓側のカーテンの前に立たせ、壁に両手をつくように命じます。
「腰を落とせ。尻を出せ。ソングはそのままでいい」
紺のレースのソングは、すでにクロッチが濡れて肌に張り付いていました。後ろから両手で尻を割られ、親指が割れ目に沿って滑ります。

カーテンの房が左側に写り、私は壁に額を近づけたまま腰を突き出す形です。ソングの紐が尻の谷間に沈み、男の大きな手が右の尻肉を掴んで広げています。もう片方の手は、すでにソングの端をずらして割れ目に触れているのが写真からもわかります。この体勢になった瞬間、私は「見られている」ことより、「開かされている」ことに意識が集中しました。肛門まで空気に晒され、括約筋が勝手にひくひくしました。
「人妻の尻だ。夫はこんな風に開かせないだろ」
「……しません。夫は優しく後ろから抱くだけです」
「だからイケないんだよ。お前の穴は、優しくされたら閉じる」
そう言われて、否定できませんでした。事実だからです。
次に、壁に背を預ける形に変えられました。ニットは胸の上まで捲られ、紺のブラのカップが片方だけずれています。ご主人様の指が、正面から秘部に入りました。

壁に肩を預け、顎を引いた私の顔はモザイクの向こうで歪んでいます。右手は自分の胸を押さえ、左手は壁。下半身はニットの裾から完全に露出し、男の指が割れ目に埋まった状態です。光を反射する糸が太腿を伝っています。このとき私は、すでに小さな絶頂を一つ迎えていました。指が入っただけの浅さなのに、身体が先に落ちました。
「いまイったな。指一本で」
「……はい。すみません」
「謝るな。家畜がイクのに謝るな。もっと開け」
指が二本になり、中をかき回されます。子宮口の手前で曲がる指に、私の膝が内側に寄りました。寄りきれないように、太腿を外側から叩かれます。
さらに近いアングルでも撮られています。

立ったままの下半身だけです。男の人差し指が、すでに濡れた穴に根元近くまで入っています。陰部はモザイク処理されていますが、周囲の肌の緊張と、太腿の内側の光り方で、どれだけ準備ができてしまっているかは隠しようがありません。私はこのアングルを後から見て、自分の身体が「もう拒否の形をしていない」ことに気づきました。脚の開き方、骨盤の前傾、全部が受け入れの姿勢です。
六、ソファで脚を開かされ、自分の指で見せる
ご主人様は私を部屋のソファへ座らせました。黒いソファです。リードはつけたまま、先端をソファの肘に仮留めされます。
「脱げとは言わない。ニットは着てろ。ただし脚は限界まで開け。自分の指で、今の穴を見せろ」
私は言われた通りにしました。両膝を外側へ開き、踵をソファの端にかけ、指定の紺のソングを横にずらして、自分の中指を入れました。もう限界近くまで開いているのに、「まだ足りない」と言われ、さらに股を割ります。

リードが左脚のほうへ長く伸び、首輪が喉を斜めに引っ張っています。ベージュのニットは腰のあたりまでしか覆っておらず、下半身は完全に開いた状態。私の右手は自分の秘部にあり、指が埋まり、周囲が光っています。顔は上を向き、口が開いています。このとき頭の中にあったのは、「夫がこの写真を見たら」という想像と、「見られたら終わりなのに、終わりたくない」という矛盾だけでした。
同じ体勢の別カットです。

こちらでは、指の動きがより深く、愛液がソファの縁まで垂れています。リードは上から斜めに伸び、首輪の金具が鎖骨に沈んでいます。ニットの裾を片手で押さえ、もう片手で自分を掻き回している姿は、誰かに命じられているというより、自分から家畜の姿勢を完成させているように見えました。実際その通りです。命令されたから開いただけではありません。開いている自分が、一番濡れていたのです。
「音を出せ。静かにイクな」
指の腹で内側のざらついた場所を擦るたびに、声が漏れました。最初は噛み殺していたのが、リードを短く引かれるたびに我慢できなくなります。ソファの上で腰が独自に動き始め、私の中指では届かない場所を、身体のほうが求めていました。
「ご主人様……指じゃ、足りないです……」
「足りない? 人妻が、自分の指じゃ足りないと公言するのか」
「……はい。穴が、欲しがっています」
言った直後、ご主人様は私の手首を掴んで指を引き抜きました。引き抜かれた穴が、音を立てて閉じかけ、すぐにまた開きます。空虚さが、熱として残ります。
ソファの上で脚を開いたまま待つ時間は、挿入されている時間より長かったかもしれません。待たされることが、今夜の調教の中心でした。開いた穴を見せたまま、次の指示を待つ。カメラのレンズが近づいたり離れたりする。シャッターの音が、自分の脈と同じ間隔に聞こえる。ご主人様は私の内側を指で確認しては引き抜き、確認しては引き抜き、「まだ足りない」「もっと出せ」とだけ言いました。出すものが愛液なのか、声なのか、私にも途中からわからなくなりました。どちらも、命令されるたびに増えていきました。
「夫の前でも、この脚の開き方をするのか」
「しません。できません」
「なぜ」
「夫の前では、人妻の顔をしないといけないからです。この開き方をしたら、もう人妻でいられません」
「今は人妻か、家畜か」
間が長くなりました。リードが短く引かれ、答えを急かされます。
「……今は、家畜です」
言ったあと、またイきました。言葉で落ちる身体が、自分でも信じられませんでした。指は入っていない。擦られてもいない。ただ「今は家畜です」と宣言しただけで、下腹が熱くなって、ソファの革の上で腰が跳ねました。ご主人様は「覚えておけ」とだけ言い、その顔を撮らず、開いた脚と、文字と、光っている穴だけを残しました。写真:h_1783tkfc00035jp-20.webp の、あの濡れ方は、その宣言の直後のものです。自分で見て、目を逸らしたくなりました。逸らしても、身体の記憶は残りました。
七、ベッドで四つん這い、リードで顔を下げられる
「ベッドへ。四つん這い。顔は下げ、尻は上げろ」
ベッドは白いシーツです。私は指示通りに膝をつき、肘をつき、顔を枕の近くまで下げました。リードはご主人様の手元に渡り、わずかに引かれるだけで顔がさらに沈みます。紺のブラとソングだけの姿です。ニットはソファに脱ぎ捨ててありました。

この写真では、私は完全に四つん這いです。長い髪が顔を隠し、リードが首から斜め後ろへ伸びています。ソングの蝶々の飾りが尻の上で光り、腰のラインが低く落ちています。顔はモザイクの奥で、ベッドに近い位置です。この姿勢になった瞬間、私は「逃げ道がない」と身体で理解しました。手足をついたままでは、自分から立てません。立てないことが、安心でした。変な話です。逃げられない形のほうが、私は落ち着くのです。
ご主人様の手が、ソングの上から尻を掴みました。

白いシーツの上、紺のソングに包まれた尻を、ワイシャツの袖が見える男の手が強く掴んでいます。指が肉に沈み、谷間のレースが横にずれています。掴まれた瞬間、私の穴はまた小さく収縮しました。痛みというより、所有された確認の感覚です。
「この尻は、今夜何回使う」
質問ではなく、宣言でした。私は「何回でも」と答えました。声がシーツに吸われました。
四つん這いのまま、ご主人様はソングの紐を脇に寄せ、指先で入り口を確認しました。確認するだけなのに、私の腰が勝手に後ろへ下がります。下がった自分に気づいて、止めたかった。止められませんでした。穴のほうが先に、指を探しにいっていました。
「夫は、お前をこの格好にさせたことがあるか」
「ありません。犬の姿勢なんて、したことがありません」
「今している」
「……今は、しています」
している自覚が、耳まで熱くなりました。顔をシーツに近づけているので、自分の吐息が湿った布の匂いと混ざります。リードが緩むと顔が上がり、締まると額が沈む。その単純な操作だけで、私の呼吸も、穴の締まりも変わりました。人間の会話ではなく、家畜の操作です。操作されていることがわかるたびに、内側がきゅっとなりました。
ご主人様は一度リードを緩め、私の顔を上げさせました。ベッドの上で上体を起こし、カメラのほうを向きます。胸が落ち、首輪が目立っています。後ろにはスーツの男性が立っています。

このカットの私は、すでに目が潤んでいます。口が半開きで、下唇が光っている。胸の谷間はニットを脱いだあとの生の形で、重力に任せて落ちています。後ろに立つ男のスーツとネクタイが、この場が「遊び」ではなく「使用」であることを示していました。私はカメラを見ながら、ご主人様に言われたとおり「使ってください」と口を動かしました。声は小さくても、言葉の意味は自分でわかっていました。
八、初めての他人のものを口に含む
ここからが、私にとって本当に初めての領域でした。ご主人様以外の男性のものを、口に含む。頭では「今日そのために呼ばれた」とわかっていました。身体も準備できているつもりでした。けれど、実際に目の前に別の男のものが現れた瞬間、喉が一度閉じました。
「家畜の口だ。選ぶな。出せ」
ご主人様が私の後頭部を押さえ、もう一人の男性のものを唇に押し当てます。私は目を閉じ、口を開きました。熱と、脈と、初めて嗅ぐ他人の匂い。夫のものとも、ご主人様のものとも違う。その違いが、背中をぞわぞわさせました。

近い距離です。私の顔はモザイクの奥で、口が大きく開かれ、根元近くまで含んでいます。首輪のリードが斜め上へ伸び、誰かに持たれているのがわかります。目は細められ、涙が溜まっています。喉の奥に当たるたびに反射でえずきそうになるのを、後頭部の手で止められていました。
「歯を立てるな。舌を出せ。根元まで」
言われるままにしました。唾液が顎から落ち、胸の文字の上に垂れます。「便器」の文字が、唾で滲みました。それが自分で見えて、また股が熱くなりました。文字通りの便器に、今なりかけている。その自覚が、恐怖と快楽を同じ場所に畳み込みます。
別のアングルでは、私がベッドに膝をついたまま、横からと正面から同時に使われ始めています。

ブラだけの上半身を屈め、一人のものを口に含み、もう片方の手は別のものを握っています。ワイシャツの白い生地と、スーツの生地が両側に写っています。私の顔はどちらにも属さない位置で、ただ穴として機能している。このとき頭の中で鳴っていたのは、夫の顔ではありませんでした。夫の顔を思い浮かべようとしても、ピントが合いません。合うのは、口の中の脈と、鼻に当たる恥骨の感触だけでした。
さらに、床に近い位置での奉仕です。

私は紺のランジェリーのまま、男の脚の間に顔を埋めています。片方の男性は仰向けに近い形、もう片方は横から腰を寄せています。私の大きな胸が、奉仕のたびに揺れ、インクの文字が潰れてにじんでいます。リードはまだ首に残ったままです。この体勢で、私は一度、口を使われたまま小さくイきました。誰にも触れられていない下の穴が、勝手に収縮したのです。
「口でイくな。下品だ」
「……すみません。勝手に……」
「勝手にイく穴で正解だ。ただし次は許可を取れ」
許可を取る、という言葉が、妙に優しく聞こえました。優しくないのに、家畜としてのルールを与えられたことが、私には救いでした。ルールがあるなら、私は従うだけで済む。考える必要がない。考えると、夫のことが浮上するからです。
九、舌を出させられ、顔を掴まれる
ご主人様は私をベッドの端に跪かせ、自分はベッドに腰を下ろしました。スーツの股を開き、私の顔を両手で挟みます。親指が口の両端にかかり、強制的に開かれます。
「舌。もっと出せ。喉の奥まで見せろ」

この写真が、今夜の私を一番正確に残している気がします。スーツの男性が後ろから私の顔を掴み、口を開き、舌を外に出させている。もう片方の手は胸の谷間に伸び、文字の上から乳房を掴んでいます。私はベッドの縁に膝をつき、両手を太腿の上に置いたまま、抵抗する形をしていません。ベージュのニットをこのカットでは再び着ていますが、胸の形は生地の上から完全にわかります。目は開いたまま、焦点が少し外れています。
舌を出している間、私は呼吸を忘れかけていました。出された舌の上に、唾が溜まり、糸を引きます。ご主人様は「この顔がお前の本番の顔だ」と言いました。人妻の顔ではない、穴の顔だ、と。否定する材料が、自分の中に残っていませんでした。
その口に、再び男性のものが入ります。浅く、深く、リズムを変えられ、時々引き抜かれて顔に当てられます。引き抜かれるたびに私は「お口、お使いいただきありがとうございます」と言わされました。最初は唱えるだけでしたが、三度目あたりから、言葉の意味を自分が欲し始めているのに気づきました。感謝している。使ってもらえることが、今夜の私の居場所だからです。
ご主人様は私の髪を片手にまとめ、もう片方の手でリードを短く持ちました。喉の奥まで入る角度に顔を固定され、呼吸のタイミングまで奪われます。涙が両頬を伝い、顎の下で首輪の金具に落ちました。えずきそうになるたびに、後頭部を押さえられる力が強くなります。苦しいのに、苦しい場所で頭が真っ白になるのがわかりました。苦しいほうが、今夜の私には正しい刺激でした。
「鼻で呼吸しろ。口は穴だ。穴は塞がれていて当然だ」
言われた通りにしました。鼻から吸う空気が少なく、目の前が点になっても、口の形は崩さないようにしました。引き抜かれたあと、糸を引く唾液が胸の文字の上に落ち、「便器」の墨がさらに滲みます。ご主人様はそれを見て満足そうにカメラを向けました。滲んだ文字のほうが、今夜の私には似合うと言いました。綺麗な字のまま終わる家畜ではない、と。
もう一人の男性も交代で口を使いました。太さの違い、脈の違い、先から滲む味の違い。私は比べるつもりなどなかったのに、舌が勝手に覚えてしまいました。夫のものとも、ご主人様のものとも違う第三の感触が、口の粘膜に残ります。残ることが怖いのに、残ってほしいとも思いました。残らなければ、今夜が夢になってしまう気がしたからです。
交代の合間に、私は何度か「まだ使いますか」と聞きました。聞かなくても続けられるのはわかっています。それでも聞いたのは、許可の言葉が欲しかったからです。許可があれば、私は考えなくて済みます。考えると、家の食卓と、夫のスリッパと、洗濯機の音が浮かびます。浮かぶたびに、胸のインクが熱を持ちました。
十、下の穴も使われ、文字の上から精を受ける
口だけの夜ではありませんでした。ご主人様は私を再びソファに座らせ、脚を開かせたまま、ソングのクロッチを横にずらしました。すでに自分の指で開いておいた穴に、今度は男のものがゆっくりと沈んできます。文字の矢印の先に、本当に何かが入っていく感覚。下腹の「SEXマシーン」の文字が、入るたびに内側から押されて歪みました。
「読め。今、何が起きている」
「……無料のセックスマシーンに、おちんぽが入っています」
「誰の」
「ご主人様と、今夜のお客様の、おちんぽです」
入っている最中に言わされました。言うたびに内側が絡み、言うたびに音がします。ぬちゃぬちゃという、人妻が夜の食卓では絶対に出さない音。ソファの革に尻が張り付き、動くたびに剥がれる音も重なりました。リードは肘に結ばれたままで、顔を上げようとすると首輪が喉を止めます。止められるたびに、中のものが当たる位置が変わり、私の声が裏返りました。
最初の頂点は、深く入ったまま腰を止められたときに来ました。動かされていないのに落ちました。子宮のあたりが勝手に脈打ち、脚がソファの外へ跳ねます。ご主人様は「許可していない」と言いながらも、抜かずに待ちました。待ちながら胸の文字を指でなぞります。「メス牛」の「牛」の字の上を、何度も。なぞられるたびに乳首が痛み、痛みがまた内側へ伝わりました。
「イキながら搾るな。家畜が先にイクな」
「すみません……止まらなくて……」
止まらなかったのは事実です。一度落ちた穴は、抜かれても閉じきらず、次のものが入る隙間を残したままでした。ご主人様と、もう一人の男性が交代で使います。太さの違いが、今度は下の穴でもわかりました。浅い位置で擦られるときと、奥で当たるときでは、声の高さが変わります。私は自分の声を聞きながら、これが同じ女の声なのかと何度も思いました。朝の「行ってらっしゃい」と同じ喉から、こんな声が出る。その事実だけで、また小さくイきそうになりました。
胸の文字の上にも、白いものが落とされました。左胸の青い円の中、右胸の赤いバツの上。インクと混ざり、文字が読めなくなります。ご主人様は「消えるな。滲んだまま残せ」と言い、私に胸を寄せてその状態を撮らせました。顔は写さない。胸と、開いた脚と、文字と、垂れた白だけを残す。それが今夜の私の証明写真でした。
ソングは結局、最後まで完全には脱がされませんでした。横にずらされたまま、紐が太腿に食い込み、その状態で何度も入れられました。脱がされないことが、かえって惨めでした。全部裸にされるより、「下着を着たまま穴だけ使われる」形のほうが、私には人妻を捨てきれていない証拠に見えました。捨てきれていないのに使われている。その中途半端さが、一番熱かったです。
十一、再びソファへ——脚を開いたまま、終わらない
口を使われたあと、私はもう一度ソファに戻されました。足は限界まで開き、リードはソファの肘に結ばれ、ニットは胸の下までしか覆いません。ご主人様は私の手を取って、再び自分の秘部へ導きました。
「さっきより開いてる。自分で見ろ」
見ました。文字と矢印と、濡れて光る裂け目。自分の指が入るたびに、音がします。恥ずかしい音です。部屋に響きます。もう一人の男性は、その様子を近くで撮りながら、時々私の胸の文字を指でなぞりました。「メス牛」の文字の上を、ゆっくり。なぞられるたびに乳首が立ち、なぞられるたびに穴が絡みます。
「夫は、お前が今夜こんな脚の開き方をしていると知らない」
「……知りません」
「知られたらどうなる」
「離婚されると思います。普通の人妻としては、終わりです」
「それでもイクのか」
「……イキます。イってしまいます」
事実を口にした瞬間、また小さく頂点が来ました。自分の指と、言葉と、リードの圧だけで落ちました。身体が弓なりになり、ソファの背に頭が当たります。愛液が指の付け根まで溢れて、太腿を伝いました。
ご主人様は私の顎を上げ、「まだ終わりではない」と言いました。実際、終わりではありませんでした。口と胸と、開いた穴は、そのあと何度も順番に使われました。
ソファの上で仰向けに近い形にされ、片脚を男の肩に乗せられ、文字の矢印の延長線上から何度も突かれました。ニットは胸の下で丸められ、書かれた文字が照明のたびに光ります。動くたびにGカップの胸が左右に揺れ、インクが汗でさらに滲みました。滲んだ「便器」の字を、ご主人様は指でなぞりながら「今まさにその通りだ」と言いました。否定する言葉は出ませんでした。出ないどころか、突かれるたびに「はい、便器です」と返していました。誰に教えられたわけでもない返しです。身体が先に覚えた返事でした。
途中で一度、私は夫の名前を呼びそうになりました。呼びそうになった自分に気づいて、慌てて噛み殺しました。名前を呼んだら、この部屋のルールが壊れる。壊れたら、私は人妻の顔に戻らなければならなくなる。戻るのが怖かったのです。人妻に戻った瞬間、今していることの意味が、ただの不貞に変わってしまう。不貞なら、私は今夜を後悔できる。後悔できるなら、まだ普通の女でいられる。けれど私は、後悔より先にイってしまいたかった。だから名前を噛み殺し、代わりに「ご主人様」と「お客様」だけを口にしました。
交代で使われるたびに、穴の形が変わっていくのが自分でわかりました。最初は抵抗する粘膜が、回数を重ねるごとに迎えに行く形になる。奥で当たる位置が、次第に「そこ」になっていく。そこを突かれると、視界の端が白くなる。白くなったあと、必ず声が裏返る。裏返った声を、もう一人の男性が気に入ったのか、同じ場所を意図的に狙い続けました。狙われるたびに、私の手がソファの縁を掴み、爪が沈みました。
「何回目」
聞かれても、数えられていませんでした。
「わかりません。何回もイっています。すみません」
「謝るなと言ったな」
「……はい。イってしまいました。ありがとうございます」
感謝に変えると、ご主人様は満足そうに頷きました。感謝に変えた瞬間、私の中で何かがひとつ外れました。謝る私はまだ人妻です。感謝する私は、使われる側の家畜です。今夜、私は何度もその切り替えをやらされました。切り替えのたびに、穴は正直に絡みました。
最後のほうでは、私はもう自分から腰を動かしていました。動かないと指示されたわけではないのに、待っていられなくなったのです。リードが肘に結ばれたまま、開いた脚の内側が痙攣し、文字の上を精が伝い、ニットの裾が汚れました。汚れを見て「汚い」と言われ、汚いと言われてまたイきました。汚い自分を確認することが、今夜の私の絶頂の条件になっていました。綺麗な人妻では、この身体は落ちない。汚い家畜になった瞬間だけ、落ちる。その条件を、今夜の部屋は何度も満たしてくれました。
詳細のすべてを書くと、この日記がただの行為の羅列になります。書くべきなのは、行為の数ではなく、その最中に私の中で何が壊れたかです。
十二、壊れたものと、残ったもの
壊れたのは、「私はまだ人妻として戻れる」という言い訳です。
夫の優しさではイケない身体を、私は長いあいだ「自分の欠陥」だと思っていました。欠陥なら、隠して生きればいい。夜だけ妄想で処理して、朝になれば普通の食卓に立てばいい。そうやって何年もやり過ごしてきました。
今夜、他人の男性のものを口に含み、胸に「便器」「メス牛」と書かれ、ソファで自分の指を使って見せ、許可もなく何度もイってしまった私は、もう欠陥の処理では済まない位置にいます。これは処理ではなく、選択です。恐怖を抱えたまま、自分からホテルのドアを開けた選択です。
残ったものは、意外なほど単純でした。
リードを持たれているときの安心。 文字を書かれているときの「役割」の明確さ。 「使ってください」と言ったあとの、頭の中の静けさ。
普通の人妻の頭は、もっと多くのことで賑やかなはずです。献立、予定、夫の体調、月末の支払い。今夜の私の頭には、それらが一切入ってきませんでした。入ってきたのは、穴の温度と、インクの匂いと、次にどの穴を差し出すかという指示だけでした。その静かさが、怖いくらい気持ちよかったのです。
ご主人様は最後に、私の顔を撮らず、胸と下腹の文字だけを残す写真をもう一度撮りました。滲んだ「メス牛」と、矢印の先で光っている場所。それが今夜の私の名刺だと言いました。
部屋を出る前、私はトイレで身体の文字を落とそうとして、途中で止めました。全部は落としませんでした。胸の文字の一部と、下腹の矢印だけ残したまま、指定のニットを着てホテルを出ています。電車の中で、ニットの下のインクが肌に張り付いている感覚がありました。夫の待つ家に、文字の残骸を持って帰る。最低です。最低なのに、帰りの電車で、私はもう一度、席の上で小さく腰を動かしてしまいました。
十三、この日記を残す理由
ご主人様は「書け。隠すな。ただし顔は出すな」と言いました。だから書いています。
これは自慢ではありません。告白でもありません。ただの記録です。惨めな家畜に堕ちるGカップの人妻が、大阪のホテルで、首輪を付けられ、身体に卑猥な文字を書かれ、初めて他人の男を口に含み、自分の指で開いた穴を見せて、何度もイってしまった夜の記録です。
明日になれば、私はまた食卓に立ちます。夫に「昨日は遅くまで話していた」と嘘をつき、普通の顔で味噌汁を温めます。その普通の顔の下で、胸のインクがまだ少し残っているかもしれません。残っていなくても、穴の形は今夜のままです。一度開いた形は、すぐには閉じません。
すべてを失うことへの恐怖は、今も消えていません。 それでも堕ちていくことを、私は止められませんでした。 次に呼び出されたときも、たぶん、同じベージュのニットを持って、同じホテルの前に立つと思います。
十四、写真をあとから見た夜
帰宅して数日後、ご主人様から写真がまとめて送られてきました。この日記に挿入しているものが、その一部です。最初は、画面を開く指が震えました。開いた瞬間、自分の顔がモザイクの奥で開いた口をしているのを見て、音を立てずに泣きました。泣いているのに、下は熱くなっていました。泣くことと濡れることが、同じ夜に同居する。それが今の私の反応です。

の俯いた私を、一番長く見てしまいました。まだ服を着ていて、まだ文字も書かれていない。なのに、もう目線が家畜の目線になっています。人妻の到着写真なのに、すでに負けている。そのことが、行為の写真より残酷でした。

の、壁際で胸を掴まれているカットは、何度も拡大してしまいました。ニットの縦リブが胸の形を強調し、首輪のリードが画面の外へ伸びている。掴んでいる手が、ご主人様ではないこともわかります。初めての他人の手。その手が、私の一番大きな場所を、確認するように持っている。持たれているあいだの私の左手が、壁に添えられたまま逃げていないこと。それが写真に残っています。




までの一連は、文字を書かれていく過程です。立たされたまま、両側からマーカーを向けられる私は、手足を縛られてはいません。縛られていないのに、動かない。動かない選択をしている私が、そこには写っています。胸の「便器」「メス牛」、下腹の「SEXマシーン」と「FREE」、矢印、陰茎の落書き。全部、消せるインクです。消せるのに、書かれた瞬間から私の身体の一部になった気がしました。

の尻のカットは、自分では見えない角度です。だからこそ、あとから見る意味がありました。ソングの紐が谷間に沈み、男の手が肉を掴んで開いている。開かれている側の私は、カーテンの房を視野の端に入れたまま、額を壁に近づけています。この形になった自分を、夫は知りません。知らないまま、同じ尻を夜の布団の中で無防備に預けています。その落差が、写真を見るたびに下腹を熱くしました。
壁際で指を入れられている瞬間です。ニットが捲られ、脚が開き、指が埋まっている。近いカットでは、穴の形までは処理されていますが、太腿の内側の光り方で状態はわかります。この二枚を見た夜、私は夫が風呂に入っているあいだに、同じ壁際の姿勢を一人で再現してしまいました。再現した自分を、後から強く嫌悪しました。嫌悪したのに、再現中にイきました。嫌悪と絶頂が、もう分かれなくなっています。
ソファは、この日記の中心です。リードが伸び、脚が開き、自分の指が埋まっている。誰かに開かされているようで、実際は自分の筋肉で開いている。命令はされた。けれど開いたのは私の脚です。その責任から、写真は逃してくれません。
ベッドは、四つん這いの時間です。顔を下げ、尻を上げ、リードで高さを管理されている。jp-5 で上体を起こした私の目は、すでに通常の焦点ではありません。あの目で「使ってください」と言ったことを、私は覚えています。言葉の意味を理解したうえで言った。理解したうえで言える自分を、写真が固定しています。
口の時間です。初めての他人を含んでいる顔。二人を同時に処理しようとしている顔。舌を出して掴まれている顔。どれも、朝の食卓では絶対に出さない顔です。出さない顔を、私は自分から部屋に持ち込んだ服の下で完成させました。完成させた責任も、写真の中に残っています。
写真を見るたびに、私は同じ場所へ引き戻されます。引き戻されるのが嫌なら、削除すればいい。削除しないのは、引き戻されたいからです。引き戻されたい自分を、この日記に書いておきます。書かなければ、また「欠陥を隠す人妻」の物語に改竄してしまうからです。
十五、翌朝、人妻の顔に戻るまで
家に帰ったのは午前零時を少し回った頃でした。夫はすでに寝ていました。玄関で靴を揃える音さえ、大きく聞こえます。トイレに入り、蛍光灯の下でニットを脱ぎました。鏡に映った胸には、落としきれなかった青い円の跡と、赤いバツの端が残っていました。下腹の矢印は、湯で流しても薄く残ります。残っていることが、怖くて、熱くて、座り込んでしまいました。
シャワーを浴びながら、私は自分の穴を確認しました。まだ開ききったままの形です。指を入れると、ホテルの部屋の温度が蘇りました。蘇った瞬間、私は口を手で塞いで、水音に紛れて小さくイきました。夫が隣の部屋で寝ているのに、イきました。これが今の私です。
ベッドに入ると、夫が無意識に腕を伸ばしてきました。いつもと同じ仕草です。私はその腕の中で、今夜舌を出していた口を閉じ、今夜開いていた脚を揃えました。揃えた脚の間は、まだ熱い。熱いことを夫に気づかれないように、私は「おやすみ」と小さく言いました。夫はもう返事をしません。寝息だけが聞こえます。
その寝息を聞きながら、私は今夜の写真を頭の中で再生していました。俯いて立つ私。壁に胸を掴まれる私。文字を書かれる私。カーテンの前で尻を開かれる私。ソファで自分の指を埋める私。四つん這いでリードを引かれる私。他人のものを初めて深く含む私。舌を出して顔を掴まれる私。全部、同じ女です。全部、夫の隣で今こうして寝ている女です。
眠れないまま、私はご主人様に短いメッセージを送りました。
「無事帰宅しました。文字は一部残っています。また使ってください。」
既読がすぐつき、返信は一行でした。
「次はもっと汚い字を書く。首輪は自分で締めて来い。」
画面の光を消して、私は目を閉じました。閉じても、インクの匂いと、リードの圧と、ソファの革の感触が残りました。残ることが、今の私の生活です。普通の人妻の朝が来ても、穴の形は簡単には朝に戻りません。戻らない穴を抱えたまま、私は味噌汁を温め、洗濯物を干し、近所の人に笑顔を作ります。笑顔の下で、胸の文字の残骸がシャツに触れるたびに、今夜の部屋が蘇ります。
この日記は、その蘇りを忘れないための記録です。忘れれば、私はまた「欠陥を隠す人妻」に戻れます。戻りたくないわけではありません。戻れるなら戻りたい部分もあります。けれど、戻った瞬間に失われる静けさのほうを、今夜の私は選んでしまいました。リードを持たれているときの、あの頭の空白。あれがないと、もう普通の夜が長くて仕方ないのです。
もしこの日記を読む方がいるなら、私を救おうとしないでください。救われるために書いたのではありません。惨めな家畜に堕ちていく過程を、途中で止めなかった女が、ここにいたという事実だけを残したいのです。顔は出せません。名前も出せません。出せるのは、ベージュのニットと、黒い首輪と、胸に書かれた文字と、開いた脚の形だけです。
写真はすべて、その夜の部屋で撮られたものです。加工は顔と局部だけです。それ以外は、私が選んで残したものです。見られることが恥ずかしい。見られることがたまらなく熱い。その両方を抱えたまま、私は次の呼び出しを待っています。






























